しつけ糸

現在、ちょっと大きいお仕事をいただいており、それにかかりきりの毎日でございます。
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そんな店主のお仕事の諸々の必需品のひとつは、しつけ糸です。
これまでいくつ使ったでしょうか。
ピンクの方はよく見るかせタイプ、その横のは巻きになったタイプです。
かせタイプはラベルを外したあと、全体を紙で包むか、リボンやテープのようなもので部分的に結んでから片方の端を切り、1本ずつ引き抜いて使います。
そのまま裁縫箱に入れるともつれるので、高い場所から吊るしておくと便利です(学校でも吊るしてありました)。
昔(明治頃)は、縫い糸もこうやって売られていたそうで、買ってきてから自分で糸巻きに巻き取っていたのだと何かの本で読みました。
その手間を嫌ってしつけ糸のようにぶった切って使う人というのもいたらしいのですが、あまり褒められたことではなかったみたいです。
巻きになっているしつけ糸は、好きな長さに切って使えるのが魅力です。
大量なので長持ちするのもいいところです。
高校生の頃の家庭科の授業で、普段は受け持たない教諭が臨時で授業をしてくれたことがあるのですが、しつけ糸のことを「しろも」と呼んでおりました。
「先生、『しろも』って何ですか?」
との質問に
「白いしつけ糸よ」
と答え、
「じゃあ先生、ピンクのはー?」
との質問にはちょっと迷った挙句
「『ももも』かしら?」
と答えていたのが今思い出すとちょっと可愛く思えます(桃も?正解は『色も』です)。
3年生になって和裁を選択すると、その先生が受け持ちになりましたが、校内では有名なキツイ先生でした。
作品についてダメ出しされることも少なかったせいか、店主にとってはそれほど恐れた存在ではなかったと思います。
その当時で50代後半、被服室は1階でしたが、普段いるのは実習棟の3階の手芸室横の準備室で、晒で肌襦袢を縫っている姿を見かけたこともありました。

最も一般的な「かせ」のタイプ。
値段も安く、色つきのものと組み合わせて、切りじつけで印つけにも用います。

和裁用にはカード巻きがあります。
仕立て上がりの着物についているのはこれです。
カード巻きのしつけ糸で絹のものは、「ぞべ糸」と呼ばれる、飾り縫い用です。
洋裁では使うことあるのでしょうか。

「ボビン巻き」「駒巻き」「スプール巻き」などという名称で売られています。
たっぷり巻いてあって割安です。
この後はまた、製作に励みます。
創作つまみかんざしと雑貨 Hana
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